今回はパソコンの買い替えに迷っているかたのためにお送りします。
パソコンの買い替えってどれがいいのか結局迷いませんか?
迷っているときの判断材料の一助となればと、この記事を書きました。
モノローグ調になりますが、よろしけばご覧ください。
WINDOWS10サポート切れ!買い替えで迷う
5年ほど使っていたノートパソコン(中古)の電源を入れるたび、少しだけ不安になるようになった。
立ち上がりは遅く、ファンの音は大きく、キーを打つたびに一瞬の間が空く。
たびたびフリーズする。
それでも「まだ動くし」と言い聞かせながら、なんとなく使い続けていた。
けれど、ある日ふとニュースで見た。
「Windows10、サポート終了へ」
その文字を見た瞬間、胸の奥がざわついた。
ああ、いよいよ“いつか”が来たのかもしれない。
使っているノートPCにも表示される「Windows10」のサポートは2025年10月14日でまもなく終了します」の文字。
そしてWindows11にアップデートしようとしたが、「お使いのpcは現在 windows11 を実行するための最小システム必要条件を満たし てい ません」との無慈悲なメッセージ。
無理やりWindows11を直接ダウンロードしてインストールするやりかたもあるようだが、互換性の問題が発生する可能性があり、PC はサポートされなくなり、更新プログラムを受け取る資格がなくなる、とのこと。
トラブルになりそうなので諦めた。
正直、買い替える気が重かった。
やっぱりWindoes11に対応している新しいPCは高い。
値段を抑えたかったので、今まで使っていたのは中古の国産ノート。
海外メーカーのものはちょっと不安だった。
また中古の国産ノートPCにするか?
そう思っていていろいろ検討したがが結局決められず迷っていた。
Amazonで見つけた小さなPC(可愛い!)
しかしとうとう「いい加減買い替えるか。。。」
そう思って買い替え用PCを探しているうちに、アマゾンプライムセールで、とあるミニPCを見つけた。
気になって、レビューをいくつか読んだ。
「静か」「小さい」「早い」――そんな言葉が並んでいた。
レビューはおおむね好評だが正直、少し躊躇した。
海外製、しかもコンパクトサイズ。
「大丈夫かな?」「壊れたら困るな」
そんな不安を抱えながら半信半疑で注文ボタンを押した。
届いた箱は驚くほど小さかった。
「本当にこれがパソコン?」と思うほど軽い。
コンパクトだが金属製で高級感がある。
台湾製と聞いて少し身構えていたけれどもセットアップ表示される案内通りに進めるだけで、
数時間後にはつないだモニターにWindows11のデスクトップ画面が立ち上がった。
正直、セットアップの最中は少しドキドキしていた。
でも、Windows11のデスクトップ画面が立ち上がった瞬間、
なんとも言えない安心感が広がった。
使ってみると、まず驚いたのは静けさだった。
電源を入れても、ほとんど音がしない。
ときど唸り音を上げるが
それもすぐに静かになるのであまり気にならないレベル。
夜中に作業しても気にならないレベルだ。
動作も早い。
電源を押してから立ち上がるまでのスピード、ブラウザ画面の表示スピードが、
今まで使っていたノートとは比べものにならない。
動画を再生しても、引っかかりがない。
小さな筐体なのに、熱もほとんど持たない。
手をかざしても、ほんのり温かい程度。
私は主に、PCではブログ記事を書いたり、ネットで調べものをしたり、アニメを観たりするのが中心だ。
だから、過剰にスペックを追い求めるよりも、“気持ちよく作業できるかどうか”が大事。
そういう意味で、この小さなPCはちょうどよかった。
机の上がすっきりして、作業スペースが広くなった。
机の上で紙でのメモも取りやすい。
ファンの音が静かだから、集中力が途切れない。
(人によってはそれでも気になるのかもしれないが、
自分は気にならない)
何より、立ち上がるまでの待ち時間、ブラウザの更新待ち時間が劇的に長くなくなったことが、一番のストレス解消だった。
もちろん、完璧ではない。
電源ケーブルが少し太めで、もう少しスリムならと思うこともある。
耐久性がどれくらいあるかも、まだわからない。
だから大事なデータはすべて外付けSSDやクラウドに保存している。
3年の保証期間はあるが、なにかあったとき国産メーカーのような細やかなサポートや保証はないかもしれない。
でも、そのぶん価格はぐっと抑えられている。
手頃な価格で性能がしっかりしている。
この“ちょうどよさ”こそが、私には合っていた。
買い替えをためらっていた頃の私に、この静けさと速さを見せてあげたい。
「もっと早く変えればよかった」と、きっと笑ってしまうと思う。
古いパソコンを前に、「まだ動くから」と言い訳していた時間。
それは、もしかしたら“変わる勇気”を少し怖がっていたのかもしれない。
新しい環境に移ることは、ほんの少しの不安と、同じくらいの期待を伴う。
台湾製のミニPCが私に教えてくれたもの
この小さなPCは、そんな私にそっと教えてくれた。
“変えること”は、意外と簡単で、そして気持ちのいいことだと。
今では、毎朝PCを立ち上げるたびに思う。
「今日も動く音が静かで、気持ちいい」
ただそれだけのことが、なんだか少し誇らしい。
あの日のクリックひとつで、
私の仕事時間も、気持ちの余裕も、少しだけアップデートされた気がする。
思えば、私たちは普段「安心=国産」「信頼=高価」と思っている。
その常識は確かに一定の判断基準になるが、
今回の買い替えで感じたのは、それも一種の固定観念なのではないか?
ということだ。
もしまだ、古いPCの買い替えに迷っているなら、
少しだけ“こだわり”を手放してみてほしい。
予想外のところに、今回の私のように、自分の時間を変えてくれる相棒が見つかるかもしれない。
お読みくださりありがとうございました。
参考までに、私が今回購入したPCはこちらです↓↓↓